2010年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン
とうとう憧れのサロマ湖ウルトラマラソンを走りました。「どうせサロマに出るならサブ10を達成したい」と思っていたけれど、まだまだ実力的にそこまで到達しておらず、なかなか参加する気になれずにいました。しかし走友会に入って以来、順調に走行距離を伸ばし、とうとう今年サブテン挑戦のチャンスが巡ってきました。
ところがレース前日に乗り込んだ北海道は記録的猛暑! そしてレース当日も最高気温が32℃を越える厳しい大会となりました。スタート直後からジリジリと暑くなり、最初の折り返しを越える20km地点までは自重ペース、走友会の皆さんとすれ違って元気をもらう。その後は2.5kmおきのエイドで必ず頭から水を被り、帽子に氷を詰め込み、両手足をこまめに濡らし、ドリンクをガブ飲みしてフルーツを口に押し込んでまた走り出す、そんな走りが続きました。
40km以降が暑さのピークで、お腹をやられてしまいトイレに2度ほどピットインせざるを得ず。結局このタイムロスが後で響いた...その後70km地点まで単調かつ全く日陰のないコースが続き、気持ちが折れそうなところを何度も沿道の声援に助けられました。
80km手前でやっとワッカの原生花園へ、残り20kmでサブ10まであと1時間54分、それまでほぼ10kmを1時間でカバーしていたのですが、厳しくなってきた。ワッカで飛ばそうにも微妙なアップダウンでスピードが出ず、むしろペースが落ちていく。90km地点を越えてまた走友会の方とすれ違い、ゴール前で気持ちだけでもスパート!
ゴールタイム:10時間13分37秒(グロス)で残念ながらサブ10ならず。
しかしゴール直前200mの沿道の大声援は本当にすごかった。あれだけの応援はウルトラでは初体験でした。これがサロマなのか!と感動しました。
初サロマの感想は、コースは単調で面白みに欠ける、でもフラットで記録は狙いやすい(ただし今年の完走率は49.9%と、暑さのせいでかなり低かったようです)。運営・エイドもしっかりしており、応援も素晴らしい。ゴール直後は苦しかったことしか覚えていませんが、数日経ってからジワジワとレースの良さが思い出されます。またいつか走りたい、そのときはサブ10を達成したい、出来れば多くの走友会の方々と一緒に走りたいと思いました。たくさんのクラブチームが大勢でレース参加して、ゴールでの応援もノボリを立てて盛り上がっていました。見ていてうらやましかった。自分も今度は大勢で一緒に走ってサロマで盛り上がりたいと思います。
以下、RUNNETのグロスタイム。
距離 スプリット ラップ
10k 00:59:37
20k 01:52:37 0:53:00
30k 02:50:03 0:57:26
40k 03:45:58 0:55:55
50k 04:47:24 1:01:26
60k 05:53:49 1:06:25
70k 06:59:18 1:05:29
80k 08:05:18 1:06:00
90k 09:10:30 1:05:12
Finish 10:13:37 1:03:07